文象研究-黒部川第2発電所における設計手段と表現スタイル

◎黒部川第2発電所建築概要
構   造:鉄筋コンクリート造 地上5階地下2階
延べ面積:4,970㎡
建築面積:1,540㎡
外部仕上:ソリジッドスタイン
使用水量:最大 47.2 /秒
       常時 12.8 /秒
有効落差:最大使用水量時 179.80m
       常時使用水量時 163.75m
発 電 力 :最大 72,000KW
        常時 20,300KW
◎年譜
1924(大13)年    山口蚊象、日本電力嘱託技師となる
1930(昭5)年     山口蚊象渡欧(渡欧目的の一つがダム技術調査であった点、黒部の設計料の前金が             渡欧費の一部となった点などから、黒部の設計は渡欧前から進められていたとされる)
1932(昭7)年7月   山口蚊象帰国
1933(昭8)年8月   ダム着工
1934(昭9)年 春   発電所着工
1936(昭11)年10月 発電所竣工
1938(昭13)年    ダム竣工
1.歴史 2.保存 3.デザイン 4.デザイン
設計経緯・設計趣旨・評価に関する文献調査 現地調査による過去・現状・将来 ファサードにおける設計手段の分析 設計過程と表現スタイルの仮説