弊社が設計に携わった福島国営追悼・祈念施設(仮称)管理施設が着工しました。
基本理念
生命(いのち)をいたみ、事実をつたえ、縁(よすが)をつなぎ、息吹よみがえる
福島県双葉郡に整備される復興祈念公園は、東日本大震災で犠牲となった全ての生命(いのち)に対する追悼と鎮魂の場として整備しています。また、震災以降福島第一原子力発電所事故による避難が継続している中、地域との連携により、津波や原子力災害等震災の記憶と教訓を後世に伝承するとともに、ふるさとを離れた地域の人々をつなぐ心の拠り所となるものです。
国営追悼・祈念施設は、公園区域内外に広がる震災遺構や、再生・復興していく双葉町と浪江町、海や復興の象徴となる花の広がり等、全方位を一望できる丘を中心とした空間を整備します。
国営追悼・祈念施設 追悼と鎮魂の丘コンセプト
福島県復興祈念公園の中心部に位置する追悼と鎮魂の丘は、震災で犠牲となったすべての生命を悼む人々の想いや 3.11 に意識を向ける求心の場であるとともに、福島の復興を象徴する花の風景などにより、復興への希望を発信する場となるよう位置付ける。
事業名称 | 福島国営追悼・祈念施設(仮称)管理施設 |
事業主 | 国土交通省 東北地方整備局 東北国営公園事務所 |
基本設計 | 株式会社アール・アイ・エー・株式会社プレック研究所設計共同体 |
実施設計 | 株式会社アール・アイ・エー・株式会社プレック研究所設計共同体 |
施工者 | 株式会社大林組 |
主要用途 | 展示場 |
敷地面積 | 33,390.25㎡ |
延床面積 | 1,971.36㎡ |
高さ | 14.15m |