弊社が特定業務代行者等の一員として設計・監理と事業コンサルタントを担当する福井駅前電車通り北地区Ａ街区市街地再開発事業の施設建築物“FUKUMACHI BLOCK”が、北陸新幹線の延伸開業に合わせた一部先行開業を経て、全体の竣工を迎えました。

当事業は、北陸で初めて指定された都市再生緊急整備地域内の基幹事業として進められた組合施行の第一種市街地再開発事業です。

大街区化により生み出された敷地に県内最高層となる28階建の複合用途建物と二つの地区広場等が配置され、県都のシンボルとして年間来街者数約100万人が交流する拠点となることが期待されています。

外観は福井らしさを表現する”羽二重織”の形や質感をデザインモチーフとして建物全体に統一感を持たせています。またヒューマンスケールとなる低層部は、福井市の足羽山で採掘された笏谷石を中心に質感のある素材を採用して親しみのあるデザインとしました。