今川 世詩子(2021年入社)

目指したいまちに向けて、関係者の気持ちが一つになる瞬間が気持ちいい

Profile

今川 世詩子(いまがわ よしこ)  まちづくり

2021年キャリア入社。東京本社開発企画部に配属。再開発プロジェクトの企画段階や各種調査業務、団地再生の構想検討、エリアマネジメント活動の支援など、携わる領域は幅広い。イノベーション領域のスマートシティ/スマート・プランニングにも取り組む。
前職は、シンクタンク、ICT分野の実装企画。石川県出身。

 

社会人10年目にして行き着いたRIA

RIAに来るまでは、シンクタンク業界、IT通信業界と、違う世界にいましたが、例えば、自治体のまちづくりに関わる計画や調査業務、スマートシティのビジョン検討や導入するサービスなど、それぞれの業界・業種の立場から、まちづくりに関わってきました。とはいえ、(漠然と昔から興味のある)建物や広場など、まちを構成するハードの企画・整備に直接関わる機会が少ない業務環境への限界を感じ、一念発起の業界チェンジでした。

 

まちづくりに対するRIAの熱量>転職の不安

転職する際、業界・業種は幅広くみていましたが、エージェントの方に勧められたことがきっかけで、ダメもとで受けてみようと。専門分野の違う自分としては不安もありましたが、面接では、学生時代の研究にまで遡って、これまでのまちづくりへの関わり方や今後の興味関心について、たくさんの質問をいただき、RIAで頑張ってみたいと強く思いました。RIAの皆さんは、こだわりはそれぞれ違いながらも、まちづくりや建築に対する熱量が半端じゃないなぁとひしひし感じた面接でした。

 

RIAの中でも多種多様なまちづくりの仕事

入社したての頃は、都内にある団地の建替基本構想の検討、エリアマネジメントの検討など、RIAと聞いて真っ先にイメージする市街地再開発とは違ったアプローチの仕事に携わり、出だしからRIAの仕事の幅広さに驚きでした。徐々に再開発プロジェクトや再開発制度に関する調査業務などにも関わるようになり、まだ3年目ですが、様々な観点、フェーズからまちづくりに関われているのが大変ながらも楽しい日々です。地域についても、北は北海道から、南は東海エリアくらいまで、全国各地飛び回っていて、時期によってはなかなか会社にいないこともあったりします。でも、出張先でいろいろなまちづくりの事例を見たり、地域の歴史や文化に触れられたり(≒美味しいものを食べたり飲んだり)も、RIAで働く醍醐味だなぁと思っています。

 

RIAにとって良い意味での「よそ者」であり続けたい

再開発をはじめ、RIAでのまちづくり仕事に関する知識や経験はまだまたこれから頑張らないといけない部分ですが、私自身としては、これまでに他業界で経験したRIAにはないノウハウやまちづくりの視点も引き続き育てて活かしていきたいと思っています。

まちづくりにとって、「よそ者」が良い刺激を生んだり、もともと地域にあったものと外のものとを融合して新しい価値を創出したりするように、私もRIAにとって、そういう「よそ者」でいられるよう、興味関心の幅を広くもち、自分にとって、あるいはRIAにとっての新領域に挑戦していきたいです。最近では、スマートフォン等から取得した位置情報のビッグデータを活用し、人の動きを詳細に把握するとともに、その分析結果をまちづくり、施設計画等に役立てるスマート・プランニングにも取り組みはじめています。新しい技術やテーマは、どこまでビジネスとしてモノになるか、未知数な部分も多く、業務自体も失敗と修正の連続ですが、こうした挑戦を会社として前向きに捉えていることも、RIAの良いところだなと実感しています。

 

さいごに

特に私のように異業界にいながらも、まちづくりに関わってみたい!けれども二の足を踏んでしまっている、という方がいたら(中途の中でも珍しいケースかもしれませんが…)、RIA、そして、まちづくりの次の1020年を考えながら、新人もベテランも中途入社も、それぞれが一人のプランナーとして活躍できる場が、RIAにはあると思います。ぜひ、RIAの仲間となってくれることを心待ちにしています。