安藤 佑太(2019年入社)

  • 意匠設計

まちづくりに対する知識・情熱・探求心の高い集団

Profile
安藤佑太(あんどうゆうた) 意匠設計

2019年入社。東京本社にて、羽沢横浜国大駅前地区建築設計、鷺沼駅前再開発事業建築設計に携わる。2年目より大阪支社に異動し、兵庫県立歴史博物館改修実施設計、熊取町公民館・町民会館基本・実施設計などに従事。現在は東京本社に異動し、福生駅西口地区市街地再開発の建築設計を担当。岐阜県羽島市出身。

 

RIAに入社を決めた3つの理由

RIAを知ったのは就職活動をしている時、大学の先生から紹介されたことがきっかけでした。そのあとRIAで働く研究室の先輩がいらっしゃったのでお声がけさせていただきRIAの話を聞かせていただきました。その中で3つの点でRIAに興味を持ち入社を決めました。

1つ目は、まちづくりを得意にしている会社であることです。RIAは再開発をはじめとして複合施設の設計を多く行っており、周辺環境への配慮を大切にしています。私は、大学で設計活動を行ううちに建築単体だけでなく、建築とまちやランドスケープなどの周辺環境との関わりを大切に設計することに興味を持ったので、RIAの仕事に魅力を感じました。

2つ目は、様々なプログラムの建築を設計できることです。会社によっては、生涯同じプログラムの設計を行うようなところもありますが、RIAは一人一人が技術者という精神があり、専門の分野が決められず多岐に渡ったプロジェクトに参加できます。これにより様々な角度から物事を俯瞰することができますし、再開発では多くの用途が入ることが多いので総合的に建物を捉えた提案に結びついていると感じます。

3つ目は、上下関係を尊重しながらも、一人一人の個人の意見を大切にするフラットな気風を持つことです。そのため、若手でも良い意見は採用してもらえる環境がつくられています。

建築の雑誌を片手に気分転換

 

多くの方々とコミュニケーションをとることが大切

直近の約1年間は「(仮称)熊取町公民館・町民会館」の基本設計・実施設計に携わりました。初めてプロポーザルから実施設計までを一貫して担当し、最初のイメージをいかに具現化させていくかというプロセスを経験することができました。まちや建物という大きなスケールだけではなく家具などの小さなスケールの検討まで行うことができ、まちや建物を構成するあらゆる要素に関わることができました。
学生の頃は自分が好きなように図面を書きますが、実際の建物をつくるためには、実に多くの方々との会話を経て決定していきます。クライアントの方々、社内のプロジェクトメンバー、構造・設備の担当者、市町村の関係各課、様々なメーカーなどの皆様です。再開発などプロジェクトの規模が大きくなるとさらに多くの関係者様と議論を交わします。建築は決して一人でつくれるものではなく、いろいろな方々とコミュニケーションをとることが大切であることを学びました。

熊取町町民会館のイメージパース

 

サウナに支えられる日々

私はサウナが好きです。サウナに行くと、心も体もととのいます。日々多くの検討事項を抱えると気持ちが焦ってしまいますが、サウナに行くことでいったん無の状態になります。それまで悩んでいた気持ちをリフレッシュさせてくれるのです。建築やまちのデザインをする前に、心と体をリセットすることで、落ち着いて仕事に取り組める土台づくりができています。
また、社内の同僚とサウナに行くこともあります。その活動を通じて、仕事だけではあまりつながることがない方々とも会話することができコミュニティの輪を広げてくれています。サウナに感謝する毎日です。

自分のテントサウナをもって湖へ

 

まちづくりに対する知識・情熱・探求心の高い集団

私は1年目東京、2・3年目は大阪に在籍し、現在は東京で働いています。そのおかげで多くの方々と出会う機会をいただきました。多くの所員の方々と接して感じることは、RIAはまちづくりに対する知識・情熱・探究心の高い集団だということです。
現業を本気で取り組むのはもちろんのこと、それ以外の時間に会社の将来を見据えた活動 や、建築やまちを研究する活動を行ったりもしています。こうした活動に支えられ、魅力的な建築やまちがつくられていくのだと感じています。先輩方の背中をみて、その意思・技術力を継承し、建築・まちに還元していきたいと思います。