鏡 亮太(2020年入社)

  • 意匠設計

興味あることや新しいことに常に挑戦し続けられる環境

Profile

鏡 亮太(かがみ りょうた) 意匠設計

2020年入社。1年目は大阪支社に配属。庁舎や公民館、図書館等の複数のプロポーザル業務、寝屋川市立中央図書館の基本・実施設計、監理を担当。2年目より東京本社に異動し、主に東北地方での複合施設(子育て支援施設と図書館、オフィスとにぎわい施設)を担当。その他企画段階のプロジェクトにも関わっている。趣味はお酒と旅行。

 

1つのプロジェクトに最初から最後まで関われる事務所の在り方に魅力を感じた

 もともと個人でのコンペや研究室でのプロポーザル、ワークショップなど大学の課題だけでなく建築に関することには幅広く取り組んできたつもりでした。就活の際にはせっかく様々なことを学んだので、できるだけそのまま生かせるような設計事務所を探していました。
 そんな時にRIAに在職している大学の先輩から、RIAではまちづくりを得意としているものの公共、民間、プロポ等の幅広く仕事があることや、大規模の再開発から小さな交番まで多様な規模の仕事があることを知り興味を持ちました。
 規模が大きい事務所ほど用途ごとや設計フェイズごとに部署が細分化されるイメージですが、RIAでは基本的には1つのプロジェクトをチームで設計から監理までを担当できることに設計事務所としての魅力を感じたことも入社のきっかけの1つです。

 

積極的に発言し議論することでより良いものが生まれる

 入社してから一番驚いたことは、打合せの際には若手もベテランも関係なく意見や案をぶつけあい、チームでブラッシュアップしていくところでした。
 1年目に配属された大阪支社ではコロナ禍で在宅の中、3つのプロポに参加させてもらいました。どの打合せでもチームのメンバーそれぞれが案を作成し、打合せで議論する中で提案が固まっていくところは組織ならではの強みを感じました。

大阪支社でのオンラインプレゼン。コロナ禍では様々なツールを活用した。

 大阪支社で取り組んだプロポーザルのうち、設計者に選定されたきた図書館を少しずつでも基本~実施、監理まで参加できたことは今でも仕事をする上で大きな経験になっています。
 この図書館の設計もですが、仕事の際には言われたことだけをやるのではなく、+αを常に提案することを心がけています。微々たる気づきや発見でも打合せの際に言葉にすることでプロジェクトが発展する可能性を秘めていますし、自分の頭も同時に整理されると感じています。トップダウンだけではなく、良いものにはみんなが乗ってこれる環境があることもRIAの良いところと感じています。

今でもバイブルにしている1年目の仕事。大きすぎない規模の仕事があるのも良いところ。

 

まちづくりに寄与する建築

 現在、東京本社に異動してからは東北地方の仕事を中心に複数の設計を進めています。
 主には、子育て支援施設と図書館の複合施設やオフィスとにぎわい施設(ホール・屋内広場)の複合施設といった単体建築を担当しています。どちらの施設もRIAの計画部と協働してまちの発展や賑わいに寄与するような仕掛けをソフト(導入する機能)とハード(建物の形態)で両立することで、結果としてまちづくりに寄与する建築を目指しています。プロポーザル等で提案する際も同様ですが、こうした計画と設計の両方からアプローチができることもRIAならではの強みと今では考えています。

担当する仕事の関連施設は積極的に視察をしてスケールを確認!

図面だけでなくスケッチや模型、CGも使ってスタディする。右の写真はVRで内観を確認中。

 

楽しく設計の仕事をすること

 社会人になって設計の仕事をする中で、学生時代よりも対応力や瞬発力が大事だと感じる瞬間が多くあり、時には作業に追われることもあります。難しい局面や上手くいかないこともありますが、苦労した分だけ楽しくやりがいを感じる瞬間も多いです。どんな仕事でも自分なりに楽しみかたを見つけて取り組むようにしています。

雑談から始まる打合せでプロジェクトが進むことも。