中心市街地の賑わいの維持・創出に寄与すべく、老朽化した民間総合病院を郊外移転ではなく現在地で機能更新させることを命題としてスタートしたプロジェクト。
近接する第一地区で新病院と都心居住を目的とした集合住宅の複合施設を再開発ビルとして建設し、病院移転後に当該第二地区の旧病院解体、再開発ビル建設に着手する予定でしたが、リーマンショックや東日本大震災の影響で約10年間の事業休止を余儀なくされました。この度、事業環境が整ったことから再スタートし、都市計画決定から20年越しのプロジェクト完結に向け新築工事を着手することができました。
設計コンセプト
都市と自然が調和したまち「郡山市」の駅前に「ビッグアイ」「シティタワー郡山」に続く3棟目の優美な姿としてのタワー。
「場所の歴史」と「地域の歴史」を継承しながら、郡山駅前のシンボルとなる計画。
郡山開拓の歴史(水と緑)+寿泉堂病院の歴史(この地に町の医療を築いた)を継承しながら、新たなまちのシンボルとなるデザイン。
敷地面積 | 約2,942㎡ |
延床面積 | 約20,800㎡ |
建築面積 | 約1,660㎡(建ぺい率:約57%) |
構造 | 鉄筋コンクリート造21階建 |
用途 | 診療所(健診センター・透析センター(50床)・共同住宅157戸(野村不動産)、住宅用駐車場126台 |