CHALLENGE

#再々開発

再開発ビル再生の取り組み
様々な事業化のハードルに対して、創意工夫をはかりながら事業を進めてまいります。

社会環境の変化に伴い、空間や機能において時代の要請に対応できず、まちづくりの役割に応えられなくなった再開発ビルの再生(再々開発)に取り組んでいます。
すでに高度利用された再開発ビルの開発余力の乏しさ、大型耐火建築物であるが故の解体の費用や期間、区分所有建物としての区分所有者の合意形成など、再々開発における様々な事業化のハードルに対して、ノウハウと経験を活かすとともに、創意工夫をはかりながら事業を進めています。

大阪府堺市堺東駅南「ジョルノビル」

ジョルノビルは、1981年に完成した再開発ビルで、長く市民に親しまれてきましたが、2001年の核テナントの撤退以降、空き店舗の増加が進行し、中心市街地の主要地区として、その再生が求められてきました。 商業区分所有建物としての権利調整や再々開発としての厳しい事業成立性に対し、堺東駅からの歩行者環境などの公共施設整備と合わせた都市機能の更新をはかることで、権利変換手法や補助金導入を可能とする市街地再開発事業(会社施行)として取り組んでいます。

 

兵庫県尼崎市塚口南「塚口さんさんタウン3番館」

昭和の時代に完成した旧耐震の商業系ビルですが、店舗レイアウトの関係から耐震補強が困難などの理由により、建替えが必要とされてきました。 周辺地区や公共施設再編と併せた法定再開発の実施が困難である状況や、航空法の高さ制限により、現状より高い容積率の確保が難しいなどの事業化のハードルがありましたが、住宅地としてのポテンシャルの高さを生かした区分所有法建替えとして取り組んでいます。

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